@article{oai:kurume.repo.nii.ac.jp:00000226, author = {平尾, 渉 and 山本, 眞利子}, journal = {久留米大学心理学研究, Kurume University psychological research}, month = {Mar}, note = {本論では当院のリワークプログラムに参加している休職者3名を対象にストレングスカードとストレングスTEBB(Thinking:思考,Emotion:情緒,Behavior:行動,Body sense:身体感覚)カードを用いて,自己のポジティブな側面(ストレングスや長所など)に対する気づきや,肯定的・適応的な認知の構築を促すことを目的とした認知行動療法的アプローチを行った。第1回目のセッションでは,ストレングスカードを用いて,自己の短所を長所にリフレーミングした。その結果,自己の短所を【親切である】や【一度決めたらやり通す】,【実力がある】などの長所にリフレーミングすることができた。また,それを活かした行動やポジティブな自己イメージについても語ることができた。第2回目のセッションでは,これまでのストレングスな出来事をたよりに,ストレングスTEBBカードを用いてストレングスな思考・情緒・行動・身体感覚を探った。その結果,「完壁でなくていい」「どうにかなるかも」「無理せずやってみよう」などのストレングスな思考を見つけることができた。今回の実践から,ストレングスカードやストレングスTEBBカードを用いることにより,自己のポジティブな側面に気づくことが容易になり,肯定的・適応的な認知の構築を促すことが示唆された。}, pages = {75--85}, title = {リワークプログラムにおけるストレングスカードとストレングスTEBBカードを用いた認知行動療法的アプローチの実践的試み}, volume = {13}, year = {2014}, yomi = {ヒラオ, ワタル and ヤマモト, マリコ} }