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青年の「好き」を動機としたキャリア形成過程の実態解明に向けた基礎的検討 : 青年研究の分析枠組みの到達点と問題点の整理を通じて
http://hdl.handle.net/11316/0002000177
http://hdl.handle.net/11316/00020001770325a6d3-3d2f-4b5e-9a5e-3fab1f1377bb
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||||
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公開日 | 2024-07-11 | |||||||||||
タイトル | ||||||||||||
タイトル | 青年の「好き」を動機としたキャリア形成過程の実態解明に向けた基礎的検討 : 青年研究の分析枠組みの到達点と問題点の整理を通じて | |||||||||||
言語 | ja | |||||||||||
タイトル | ||||||||||||
タイトル | Fundamental Study for a Youths’ Carrier Formation Process Based on a Motivation to Do What They “Like” as a Job : Through Consideration of an Analysis Frame of Youth Study | |||||||||||
言語 | en | |||||||||||
言語 | ||||||||||||
言語 | jpn | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | 青年期 | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | キャリア形成 | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | 「好き」 | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | 動機の語彙 | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | 自己形成 | |||||||||||
資源タイプ | ||||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||||
著者 |
小田, 茜
× 小田, 茜
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抄録 | ||||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||||
内容記述 | 本論は,教育学領域における青年期研究において青年の「好き」を動機としたキャリア形成過程の実態を解明していくための基礎的作業として,教育学・社会学における現代の青年(期)研究においていかなる「青年」層ないし青年のキャリア形成が研究対象とされてきたのかについて,検討した.検討の結果,第1に,教育学の青年期研究では,「青年=高校生」の把握が基本的に1980年代以降~現在まで維持されており,青年の「好き」を動機としたキャリア形成に関しても,その議論は一定程度あるものの,高校生の進路形成という一時点のみの解明にとどまっていることが明らかになった.第2に,社会学の青年・若者研究では,1990年代までは,青年のキャリア形成に関する議論がそもそも少なく,2000年代以降,特定の職業に着目したうえでの青年の労働・生活実態解明の研究や,「労働と文化」研究が展開されるようになっている点が明らかとなった.それらの研究のなかで,「好き」を動機としたキャリア形成については,職業従事段階の側面を中心に実態解明がなされていることが明らかとなった.しかしながら,先行研究では,キャリア形成プロセス全体,また教育機関を通じたそれについても実態解明は不十分であることが判明した.キャリア形成プロセス全体の把握のためには,キャリア形成が「非合理的か否か」といった規範論的な観点から捉えるのみでは不十分であり,本論では,新たな観点の提起の必要性を提起した.具体的には,(1)「好き」を「動機の語彙」(C・Wミルズ)と捉える観点,(2)キャリア形成の諸要素として特に「自己形成」に着目する観点から,実態を検討することの重要性を提起した.青年が自らのキャリア形成を語るとき,そこには社会構造的な影響や制約が生じざるを得ない.特に,社会階層中位~低位層の青年においては,経済的資源や「学力的」資源が相対的に少なく「移行」局面における選択について,「好き」という「動機の語彙」を保持しなければキャリア形成の維持が困難である場合も多い.さらに,「好き」の対象・内実の基盤には,文化・職業領域における自己形成要求が置かれているという点に着目することで,彼らのキャリア形成の全体を捉えることができるだろう. | |||||||||||
言語 | ja | |||||||||||
書誌情報 |
ja : 久留米大学文学部紀要. 情報社会学科編 en : Bulletin of Faculty of Literature, Kurume University. Information Sociology 巻 19, p. 1-17, 発行日 2024-03-31 |
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出版者 | ||||||||||||
出版者 | 久留米大学文学部 | |||||||||||
言語 | ja | |||||||||||
ISSN | ||||||||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||||||||
収録物識別子 | 1348-1010 | |||||||||||
書誌レコードID(NCID) | ||||||||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||||||||
収録物識別子 | AA11847223 |